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aopen_chan’s diary

気になる事を書き留め、ビジネスに繋がるヒントを探す

にじゆら 手ぬぐい使ってますか?贈りますか?

温泉に頻繁に行くせいか、手ぬぐいを買う習慣が前からあった。それでも、人にプレゼントするというよりは自分用に。

一般的に思う手ぬぐいのイメージは?

株式会社ナカニが展開している注染手ぬぐい専門店『にじゆら』は企画、製造、販売までを一括におこなっている。

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株式会社ナカニ昭和41年創業、大阪府堺市にある注染工場です。多くの注染工場が廃業する中、委託加工ばかりでは注染の存続が危ないとオリジナルブランド「にじゆら」を立ち上げ、この伝統技術を守っています。


注染
明治時代に大阪で生まれた染色技法。長さ20数メートルの布を蛇腹状に折り重ね、その上から染料を注ぐことで、一度に20~30枚の手ぬぐいが染まります。布の芯まで染まり、裏表なく色褪せにくいことが特長です。

にじゆら手ぬぐいTOPページ

そこで一般的に思う手ぬぐいのイメージは?

主観で失礼します。

  • 手ぬぐいは贈答品としては贈りにくい、特に50-70代には。
  • 手ぬぐいと聞くとハンカチやタオルより手軽なイメージ。
  • 日常使いの商品で汚れも気にせずどんどん使い込み最後は雑巾として使用。
  • お店のノベルティーでもらうイメージ景品感覚(配ってくれる酒屋など個人商店もすくなってなってきたが、そういえばイオンの手ぬぐいは見たことない)
  • 手ぬぐいは安価なイメージ。にじゆらの1枚1700円は一般的には高い。

と手ぬぐいを1枚¥1700〜と自分用から贈答品まで引き上げるにはハードルが高いと感じる。それのハードルに挑戦し新たな販路を広げているのがこのブランド。

大阪、京都、神戸に直営店があり関西では認知度が高く、関東では新宿伊勢丹などの百貨店の催事などで展開していたが、この度、東京御徒町の高架下2k540に直営店ができた。

2k540 AKI-OKA ARTISAN:ジェイアール東日本都市開発

注染めの際にできる「にじみ」をあえて良しとし、それを引き出すデザインが多い。にじむ楽しさを感じられる。ブランドも『にじゆら』とわかりやすい。

どんなにデザインが豊富でも手ぬぐいを贈るにはハードルが高いなか、様々な提案をしている。

  • 手ぬぐいの本来の良さを必ず訴求。乾きも早く、吸水性も良いのでキッチンなどの水まわりで便利。
  • デザインがいろいろあり、ランチョンマットなどの代わりにも使える
  • 手ぬぐいからアクセサリーのボンボンや小物バックを作成する体験教室を開催
  • ブーケ型(手ぬぐい花の贈り物)、アイスキャンディー型に折りたたんだ手ぬぐいギフトの提案。
  • 本来の規格サイズ90センチ、より長いサイズを3サイズ 90/135/180展開 幅が広がったことで用途も一気に広がった。スカーフやネクタイなどの提案も
  • 様々なデザイナーが企画しており豊富なデザイン 
  • そのなかで世界各国の模様を手ぬぐいで表現したCo-mmonシリーズが面白い。

名前は、小紋(一面に細かい文様を散らしたもの)とcommon(普通の、共通の)から世界各国に根付くさまざまな模様を集めたシリーズです。

 

f:id:aopen_chan:20150124230313p:plain スコットランド小紋タータンチェックをにじゆらオリジナルで表現。

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 木にニットを装飾するイベントがあるほどニット大国であるフィンランド。そのニットをモチーフに冬でも使いやすいデザインの手ぬぐいです。ニットの編み目をそのまま図案におこした柄

感想まとめ:注染めを生かしたにじみの商品、新しいデザイナーの起用。わかりやすいネーミング付け。他社との積極的なコラボ商品の企画、パッケージを含むギフト商品開発。手ぬぐいの規格から脱した大きさの展開など。全てを自社で一貫しておこなっているからこそできるスピード感や企画力の強さを感じる。

購入世代が低くなるほど手ぬぐいの持つネガティブ感は薄くなるはず、もはや20代は全くない?インバウンドも増えていくなか、今後どうMDをしていき注染をサスティナブルに残していくかとても楽しみなブランドです。

ちなみに私は5年前からちょこちょこ買い足して、お風呂まわり、キッチンまわり、ハンカチがわりといろいろなシーンでガツガツ使用してますが、ほどよくクタクタになり愛着が湧いてきたproductです。