「花粉の少ない森を、みんなで。STOP!温暖化」?
2月上旬から、杉花粉が飛び始めました。花粉症対策アイテムの市場が潤ってますね。私自身、ずっと鼻炎に悩まされ不眠が続く嫌な季節ですが、どうしてもこの政策のPRに違和感があるんです。
東京都では平成18年から花粉症対策事業の一環として「花粉の少ない森づくり運動」をしています。
地下鉄10駅(新宿駅、新宿三丁目駅、神保町駅、六本木駅、日比谷駅、三田駅、汐留駅、新橋駅、東銀座駅、日本橋駅)
2月19日ー25日の7日間だけ掲示されているポスターです。疑問、どうしてこの10駅だけが選ばれたんでしょうか?
東京マラソンでも専用ブーズを設置してPRしたようですが、平成18年から活動しています。認知度ってどのくらいなんだろう?
もうそろそろPRの仕方見直しませんか?花粉対策のために、森をかえてしまうのはどうなんだろう。とちょっと思わせてしまう。
企業としては、社会貢献ができる良い機会のプロジェクトだと思いますが。
以前、九州佐賀県、長崎県にこの時期旅行に行った時にもつらい花粉症だったけど、植林にて花粉のでない杉に変えてしまおうみたいなことは聞かなかったなぁー。(強風に飛ばされて杉花粉が黄色く漂っているのをよくみました。)
本来の目的の、生活環境を良くしていきたいというのはわかるし、今のスギやヒノキなどの人工林であり、スギの有効活用とともにきちんと手入れして植林のサイクルを回す必要性は感じています。でもこのポスターはどうしても違和感が拭えないのです。
昨日、今日と春のように暖かいのでずっと鼻炎でティッシュが手放せません。
花粉の少ない森づくり