aopen_chan’s diary

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追記 アンリ・シャルパンティエが好きだからもう一度考えてみた

 昨日のアンリ・シャルパンティエの法人向けスイーツノベルティの展開についての追記です。

前の記事はこちら

アンリ・シャルパンティエが法人向けのノベルティを展開。これって危ういと思う。 - aopen_chan’s diary

 

どうして、アンリ・シャルパンティエが法人向けノベルティーを始めたのか、前回は顧客側のメリットばかりで、メーカー側のデメリットだけ書いて、メリットは見いだせずに終わってしまいました。

あれから考えて仮設を立ててみました。個人的な仮設です。

  • 急ぎ、キャッシュが欲しかった
  • ブライダル商品が好調だから?(定番商品をパッケージ変更だけで、販路が広がった。ブライダルの引き出物は引き菓子とプチギフトの付率が好調)※1
  • ブライダル商品の流通経路を増やしたい?(一定量の注文がまとめて入り、指定の場所、指定日に届ける仕組みが確立した?このラインの量を増やしたい?)
  • 生産ラインを新たに増設したの?80店舗は製菓メーカーとしての生産ボリュームは多いのかな?中途半端?
  • フードプリント技術のコストが安くなり、以前よりカスタマイズして生産できるようになった。
  • 80店舗の維持は賃貸・人件費を含め大変なんだろうな。
  • 無店舗の販売展開を強化(楽天市場Amazon伊勢丹通販、リンベルで展開中)

※1 リクルート ブライダル総研

私が考えられたのはこんなところです。

実店舗から無店舗販売へ、手が届く価格帯や発注数。消費者から法人への営業変更などマーケティングの4Pが戦略的に考えられているなーと思っていますが、この戦略が単に数字的な効果の最大化になっているような気がします。

ブランディングは大丈夫なのー!?。

 前回のブログでも触れてますが、ダブルネームのスイーツノベリティは顧客にはコラボ商品にみえてくると思っています。

組む企業によってはアンリ・シャルパンティエのブランドイメージを落としてしまうかもしれないリスクがあると思うのですが。。ブランドの一貫性を失ってしまわないか心配です。

 

大好きなアンリ・シャルパンティエ

銀座店は4月10日にリニューアルオープンだそう。新しい店舗、春らしいアシェットデセールが楽しみにしてまーす。

個人的に愛用しているブランドなので、色々と本当に心配になっちゃいました。