レモンジーナの不可解な現状 一時販売休止なのになぜ店頭に溢れてる?勝手に仮説を立ててみました
「味覇と創味シャンタン」の記事に続き、今回も気になっている商品を取り上げてみます。
3月31日に全国で販売開始した「レモンジーナ」が、なぜ?
サントリー商品の「オランジーナ」が好きな方は姉妹品であるレモンジーナのリリースを楽しみにしていたのではないでしょうか。私、自身もオレンジーナの微炭酸にハマり、早速試してみようと思っていたところでした。
しかし、楽しみにしていた矢先、4月2日にはレモンジーナ休売のニュースが流れていました。売れすぎて年間販売目標の出荷量100万ケースを2日間で超えてしまったというのです。
サントリー食品インターナショナル(株)は、 「レモンジーナ420MLペット・1.2Lペット」 について、予想を上回る注文を頂戴した上に、発売初日の販売実績も予想を遥かに超える数量となったため、今後のご注文に対して安定的な供給量を確保出来ないことから、このたび販売を一時休止(当社出荷停止)させていただくこととなりました。お客様やお取引先様、ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
どうしてそんなことになったのか私的に色々考えてみた
1,販売予測が甘かったのでしょうか? 今回年間販売目標100万ケースでスタート
そもそも、オランジーナが販売1ヶ月で年間予測の200万ケースを超えて、3ヶ月には400万ケースに達するほどの人気だっだそうです。
2,大人に支持される炭酸飲料ブームがきているのでしょうか?各社健康志向の炭酸飲料を打ち出しており棚合戦が厳しいといいますが、予測値を2日で超えるインパクトがあったかどうかは疑わしいです。
3,単なる品薄商法? 過去にサントリーは何度となく販売休止した商品があります。これは信用失いますからまさかしないですよね。
4、サントリーへの供給不安から各小売業が買い占めに走った? 販売休止連絡が来る前にストックを持とうとしたのでしょうか。在庫管理のリスクを考えると低いでしょうか。
5,小売店へのゴリ押し戦法?
品薄商法や小売店へのゴリ押しと言わせてもしょうがないかもだって、一部の店頭にあふれているのだから!!
ネットニュースで販売休止の知り、がっかりした翌日に最寄りのスーパに行ってみると、店頭にずらりとレモンジーナが陳列されていた。しかも尋常じゃない量。また、そこでは試飲サービスまでしていました。値段も単品78円(税抜き)え!特売価格?お試し価格ということ?供給が足りないなら必要ないのでは?あれどういうこと?
他にもコンビニでもレモンジーナが積まれている光景が。。
なんだかメーカー側の発表と私のような消費者側の感覚には大きな隔たりがあります。
私的な最終仮説
①全国販売のため、消費者への商品提供の偏りをなくすため、また出荷側でコントロールできなくなったから出荷制限をかけた? また②サントリーへの信用不安から多めに担当者が発注をかけたからパンクした
と優しめの仮説を立ててみました。
実際に試飲してみて
ネットでは新発売のレモンジーナが土の味草の味などと言われていますが、土の味までいかなかったけれど、メーカーの「レモンの皮のフレッシュさやリアルさを追求している大人炭酸」の印象は薄かったです。あまり印象に残らなかったのが正直な感想。あのオランジーナを最初に飲んだ時の心地よさはなかったなー。私はオランジーナで十分。灼熱の夏になればまた違うのかな。
良い商品を単に提供するだけでは棚合戦には勝てないかもしれませんが、このようなゴタゴタを繰り返しては一番大切なメーカーの信用を失わないか心配です。
昨日書いた「味覇と創味シャンタン」についての記事