読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

aopen_chan’s diary

気になる事を書き留め、ビジネスに繋がるヒントを探す

感想「ハウスワイフ2.0」久しぶりにガツンとされた

感想

「ハウスワイフ2.0」を読んで、私のマイクロビジネスに対する憧れを一蹴されました。笑

共働き世帯が半分以上になったなか、ハウスワイフをいう言葉になんだか新鮮味を感じました。

ハウスワイフ2.0

ハウスワイフ2.0

 

  この本は最近「ニューヨークのお洒落なアパートに住んでいるキャリアウーマン」から「田舎で幸せを見つけたキャリアウーマン」へと憧れの対象がシフトしてきているムーブメントを解き明かそうとする本です。

仕事をやめて自宅でカップケーキの販売を始めた人や、自給自足の暮らしをブログや書物で公開している人など多くの事例がでてきます。

「ワーク・シフト」やちきりん本から新たなキャリア形成を考えている30代の私にとって↓帯が魅力的で思わず購入してしまいました。

帯の内容

キャリア女性の時代は終わった。私達は会社に使われない新しい生き方をめざす。

  • 会社を選択的に離脱する
  • 企業会社で燃え尽きた母親の世代を反面教師にする
  • 田舎生活を楽しみ、ジャムをつくり、編み物をする
  • ストレスのある高報酬より、ほっとできる暮らしをする
  • ウェブ、SNSを使いワークシェアを利用する
  • ブログで発信し、起業する
  • 家事を夫と分担し余裕をもった子育てをする

目次

はじめに キャリアウーマンから新しい主婦へ

第一章 企業社会で燃え尽きた母親を反面教師にする

第二章 会社を選択的に離脱する

第三章 ブログで主張する

第四章 編んで稼ぐー起業家への道

第五章 オーガニックである

第六章 自給自足する

第七章 多様である

第八章 ハウスワイフ2.0の四条件

 どうでしょう?ちょっと心くすぐる内容でありませんか?

なんとなく憧れている内容で、軽い気持ちで読み進めたら、実現できるのは少数派で、多くのハードルがあることをガツン!と思い知らされてしまいました。後押ししてくれるであろうとの期待を裏切られたと思う反面、これが現実だと思わせてくれました。

 読んでみて、印象に残った内容を3つ紹介します。

その1、経済、環境、食の安全などについて企業や政府への信用が揺らいでいる時代だからこそ、なんでも自分でやろうとしている。

家族を大切にして、自分で何でも作って、環境に配慮して、大企業に頼らず生活するのはメリットも沢山あるが、社会全体での問題を何もかも個人で解決しようという考えは、マイナス面にもなりうる。社会や企業を信用していないから、自分たちだけで解決していこうという傾向になり、社会全体の利益を考えにくくなる。

 

その2,ハンドメイド作品を販売するネットショップ 「エッツィー」の存在。手作りビジネスの急成長を牽引。これはバブル経済

誰でもエッツィーにネットショップを開いて、手作りの品やビンテージ品を売ることができます。これが、在宅ビジネスのチャンス 趣味でつくったものがお金になる。主婦の企業を後押しするシステムとして注目されています。

社訓は「世界経済のあり方を変える」と大きな志があります。

「世界経済のあり方を変えるために、人々に活力を与えるのが、われわれの使命である。ほんの小さなビジネスの世界にも、経済を形つくるほどの影響力がある。限られた場所での経済活動は活発で、多くの人が値段や利便性と同じくらい、誰が作ったものなのか、どこから来たものなのかを重視する。経済、ひいては世界をより公正で、より環境に配慮した、より楽しいものにするために、われわれは努力する」

www.etsy.com

日本ではiichi(いいち)などがありますね。

www.iichi.com

その3、ハンドメイド作品を販売するネットショップ「エッツィー」の影。

手作りビジネスにエッツィーは一役買ったけれど、同時に、手作りものの値段をとんでもなく引き下げることになりました。エッツィーでは生活費を稼ごうとしているプロの手工芸家とちょっと稼げればいいという素人が入り乱れているため、求める利益率が違い販売価格にばらつきがでます。そのため、きちんと利益を出すことができないくらい値段がさがるそうです。

また、世界中とつながっているネットショップであるがゆえに、大都会に住む売り手が、田舎の売り手、さらにはインドのような発展途上国の売り手と露骨な価格競争をくりひろげることになるります。エッツィーの価格引下げ競争のせいで、個人のサイトやクラフト・フェアで手作り品を売る人たちにも影響が出はじめていると本では警告していました。

また、著者は

「自宅でできる仕事でアメリカン・ドリームをかなえた女性が現れて、マイクロビジネスへの期待は高まっている。新聞や雑誌で取り上げられ、それにまつわる本やテレビ番組が巷にあふれている。マイクロビジネスはやりがいがあって、儲かって、仕事と家庭を両立できると絶賛されている。しかし、結論は大半のマイクロビジネスは、経済的にも精神的にも女性の生き方がかわるものではない。もし、手作りのものを売って生活したいと誰かに相談されたら、著者はアドバイスとして「いまの仕事を辞めないほうがいい」としか言えない」としています。

 

著者 エミリーマッチャ―の取材レポートも見つけました。

toyokeizai.net

 

 

下記の本にも興味がある人はぜひ。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

 

 

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる