刺激を受けたいなら文房具専門店銀座・伊東屋へ
どーん。銀座のど真ん中にFARMが出現。ここが文房具店の11階だとは驚きです。
6月16日にリニューアルオープンした老舗文房具専門展の銀座・伊東屋。
出典:文房具専門店- 銀座・伊東屋 - より美しく、心地良い空間
混雑が嫌で、どしゃ降り日を狙って昨日の午前中に行ってきました。
銀座もこう見ると看板のサインがごちゃごちゃしてますね。伊東屋はブルガリとティファニーの間にあります。凄い好立地。
入り口には大きな回転扉?が開放的に開かれていて、そのスケールにワクワクします。入るとすぐにドリンクカウンターがあります。これも新しいコンセプトの「買い物する場所」から「過ごせる場所」への提案でしょうか。店舗は予想どうり空いていて、1階から11階までゆっくり楽しめました。
「ここに来ればきっとある」という種類豊富な安心感のあった店舗から提案型の店舗にガラリと生まれ変わっていました。
なんといっても、このカテゴリーが凄い。いままでこのような切り口で文房具をみたことがなかったので、どの階も刺激的でした。私が気にいったのは2つ。
1,2階SHARE 確かに手紙まわりの品は人とのつなががりを具現化するものですね。
2,7階のFINE PAPER 見本帳ではなく、実際の紙が1000種類もみられる場所。まさに紙の図書館のようでした。整然と揃えられた空間にちょっと圧倒されてしまいます。それをサポートしてくれるのが、コンシェルジュの存在。紙を愛するスペシャリストには会いに行く価値がありますよ。
出典:文房具専門店- 銀座・伊東屋 - より美しく、心地良い空間
総括 男性への贈り物を選ぶなら絶対にここがオススメです。
今やデジタル機器も文具の役割をしているのでその周りのアイテムが豊富にあります。ブランド志向ではないちょっとセンスの良い物を見つけることができそうです。
陳列やライティングの勉強になります。できるだけ通います。
ライティングが本当に素敵。什器にもしっかりとライトが当たるように調整されていて、無駄な陳列がない、文房具が俺が主役だと主張しあっていました。ちょっといい過ぎかもしれませんが、リアル店舗だと商品を活かすも殺すのも陳列などのビジュアル・マーチャンダイジングの次第のところがあるなぁと改めて感じました。
余談だけど、絶対に真似してほしい。オープン時の祝いスタンド花
余談になってしまいますが、店舗がオープンすると取引先からお花がどっさり届きますよね。胡蝶蘭が並んでいるところをよく見かけます。しかし、伊東屋では花屋を指定、種類をリクエストしたのか全て、観葉植物に統一されていました。そのため、取引先の贈り物も店舗の一部となっていて、オープンして1ヶ月弱ですが一緒に心地よい空間を造りだしていました。これっていいなーー。
最後に、ペンシル型といいたくなるほど縦長のコンパクトな店舗なので平日午前中に行くことをオススメします。機能的な極小住宅やミニマ二ストにも参考になりそうな建築です。
また、商品が決まっている時はAmazonで買ったほうが良さそうです。世代によっては不便に感じたりと賛否両論ありそうですが、私は日本で唯一と思える新しい提案型の文房具店を満喫しました。
↓ちょっと伊勢丹5階に雰囲気が似ています。