aopen_chan’s diary

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大型書店 リブロ池袋本店が7月20日に閉店

学生の頃、大変お世話になったLIBRO(リブロ)池袋本店。(10数年前の話ですが)

7月20日に閉店が決まり、名残惜しい気持ちを持ちつつ、久しぶりに池袋本店に行ってきました。トークイベントやサイン会なども豊富でまさに旗艦店だった気がします。

学生の頃、待ち合わせにリブロを指定していたのですが、書籍館か別館。または書籍館の何階か待ち合わせに決めないと広すぎて出会えないぐらいの大型書店。何時間でも時間が潰せて、図書館とは違う新鮮さがあって好きな場所でした。

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最後のブックフェアは、リブロ愛に溢れている。

「40年間ありがとう!リブロ池袋店歴代スタッフが選ぶ、今も心に残るこの一冊」

リブロ池袋本店は40年にわたり、お客さまのご愛顧を頂いて営業をしてまいりましたが、この度、営業を終了させていただくことになりました。
お客さまへの感謝の気持ちを込めまして、ここに最後のブックフェアを開催いたします。

リブロ池袋本店で現在働いているスタッフはもちろん、西武ブックセンターから数えて40年、かつてこの店で働いたことのある過去のスタッフも含めて、ひとりひとりが働いていた当時のリブロ池袋本店の思い出のコメントと共に、本を一冊ご紹介いたします。

出典:リブロ - LIBRO | 池袋に本店を構える本屋

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個人的にリブロと言えば、スタッフのオススメ本が多数紹介されていて、新しい作家さんやジャンルに挑戦しやすい書店でした。

最後のブックフェアは「40年間ありがとう!リブロ池袋店歴代スタッフが選ぶ、今も心に残るこの一冊」とその40年間を支えた書店員さんが主役のようなものでした。

書物紹介の欄には各書店員さんのリブロでの思い出や裏話とともに本の紹介文が書かれています。

「その本を手に取るとリブロでの思い出が湧いてくる。」

現役だけではなくOB,OGの書店員が実名で紹介しています。ひとつひとつの紹介文に、皆さんそれぞれのリブロ愛が溢れています。来館した客も今回は本よりも紹介文をひとつひとつ丁寧に読み取っているようでした。

私は今回、フェアから下記の2冊を読んでみることにしました。アマゾンで貼付け紹介しまうのが、悔しいですが。

流れ星が消えないうちに

流れ星が消えないうちに

 

 

おれはねこだぜ (講談社の創作絵本)

おれはねこだぜ (講談社の創作絵本)

 

 最後に気になるのは、本の行方。移転が決まらないなかこの本たちはどこへゆく?

今回の閉店は賃貸契約切れとのこと、移転先が公表されていないなか、この大型書店にある膨大な書物たちはどうなるんでしょうか?他の店舗にふりわけるといっても、本店はマニアックな商品も沢山あります。閉店後に各出版社から応援にきて、一度返品対応になるのでしょうか?まぁ一旦、倉庫に眠ってしまうのでしょうね。

本当に寂しいですが、リブロ池袋本店ありがとう!

最後にお別れができてよかった。

皆様もぜひ、7月20日午後9時までです。