会社の誕生日会ってどう思う?日経ビジネスを読んで
古い記事になってしまいますが、日経ビジネス 2016年01月18日号 No.1824の特集は「2016年こそ 無気力社員0ゼロ計画」でした。
1月18日号の日経ビジネス「無気力社員ゼロ計画 強い現場の100の知恵」では、社員のモチベーションを高めるための100種類のアイデアを紹介した。日経ビジネスオンラインでは、その詳細を誌面に掲載できなかった事例を紹介する。2回目は、マンネリ化し、場合によっては社員のやる気を下げてしまうこともある社内行事の活用事例を紹介する。
運動会や誕生日会で社員のモチベーションは高まるのか?
冒頭で組織の活性化・一体感として社内運動会の復活について特集されています。
(高度経済成長期が幼少期だった私はこの社内運動会が好きでした〜屋台がでたり競技に参加するとお菓子詰め合わせをもらえたりゴージャスでした。この頃の父親は本当に忙しく、会社としても家族サービスの意味合いが強かったのかもしれません。)
パソナソニックグループやみずほファイナンシャルグループでは、グループのスタッフや家族が集まって運動会で綱引きや、大玉入れなどをすることで、グループ間のコミュニケーションを促し、一体感を強化する意図があるそうです。。
ロート製薬では毎月、本社社員約600人が集まる誕生日会を実施。全員でバースデーソングを合唱しているそうです。誕生日会の間は生産を中止するそう。三越伊勢丹ホールディングスの運動会では社長自らが舞台に上がり、生バンドで歌を披露。スタッフに会社や社長に親近感を持ってもらうのが狙いにしています。
正直、この記事を読んだ時には、時代に逆行していて、みんなで一緒にやろう!みたいた体育会系の考え方が面倒くさい感じがしたのですが、これほどの規模の大きいグループ会社はこのくらいやらないと、会社への一体感や共有感がないんだろうなーと感じました。伊勢丹ダンスでは難しいですね。
矢野顕子さん作詞・作曲による伊勢丹オフィシャルソング「ISETAN-TAN-TAN」に合わせて日本全国・世界各国の伊勢丹スタッフダンサー約500名が「真面目に」踊った「ISETAN-TAN-TAN」プロモーションビデオ
紙面では多様な100事例が紹介されていますが、気になったものは下記です。
環境を変えればやる気も上がる
楽天→社員全員のデスクを昇降式に 3食無料の食堂で仲間意識 自転車通勤を認める
ザイオソフト→社員が好きな椅子を購入 社員主導の職場環境づくり
パナソニック→職場にBGMで気分転換
受けいれる柔軟さで社員を鼓舞
ゲンナイ製薬→いつでも子連れ勤務可 忙しい同僚の子供の世話をヘルプ 家族を同伴できる社員旅行
リクルートホールディングス→「リモートワーク」を全ての従業員が対象に
自宅やカフェ等任意の場所で働ける 育児や介護などの事情は不要
サイボウズ→「ライフ重視型」など働き方の選択可能
アステラス製薬→金曜は午後四時終業家族と夕食を
個人的には「誕生日会」が好きでした。仕事が円滑に進むので。
私の会社では誕生日会は部署の垣根なく、家族も参加可能のイベントでした。
内容としては、自分の誕生日月に対象者とその家族が集まり、自己紹介して立食ビュッフェ食べてビンゴ大会、約2時間のイベント。アルコールは無しでした。
(参加は自由参加。平日の夜に開催。誕生日会参加の人は残業NG、誕生日会優先)
誕生月が同じというだけの様々な部署のスタッフが集まるという面白さと普段すれ違い挨拶ぐらいしかしない方との出会いが楽しかったです。
しかも、家族も参加可能だったから、その方の別の一面が見えて新鮮でした。仕事では苦手な方が子煩悩なお父さんだったり、愛妻家だったり。意外な趣味を持っていたり。
仕事とプライベートは割りきって生活したいけれど、日常生活で仕事の比重は大きいので、できるだけコミュニケーションは円滑に進めていきたい。誕生日会に参加すると仕事の一面だけをみてその人を判断しちゃいけないなーといつも思います。
仕事終わりの飲み会は愚痴が多くなってしまったり、毎週だと辛いけれど。こういう年1回のイベントは新鮮味があり貴重だったなと思っています。あとお互いにお祝いしあう気分も嬉しかったです。
過去形で書いてますが、実は昨年から無くなってしまったお誕生日会。
復活を願います。
過去の記事↓ 会社の変化にちょっと戸惑い。
aopen-chan.hatenablog.jp