その2 ブルーボトルコーヒーとスタバはもう全く違う業種ですね スターバックスコーヒー編
先日の引き続き、コーヒーショップネタです。最近ではセカンドウェーブの代表格がスターバックスコーヒー。今回のサードウェーブの代表格がブルーボトルコーヒーが取り上げられています。
ブルーボトルコーヒーとコーヒーの3つの波については過去の記事をご覧ください。↓
さて、スターバックスコーヒー(略スタバ)で頼みたくなるものとは言えば、「◯◯◯◯!」と各々思い浮かぶものが多いかと思います。私の場合は「スターバックスラテ」でしょうか。でもこの頃、カウンターで注文の品を待っていると主力商品がかわってきている気がします。
「ティーラテ」「フラペチーノ」「スムージー」っという方も少なくないのではないでしょうか。
2008年にスタバからティーラテが発売されたときは衝撃的でした。今でも忘れません。だってその当時のコーポレイトサイトに「スターバックスはもともと紅茶の専門店から始まりました」と書かれていたのだから。
その当時、私は2つの仮説を立ててました、ひとつはコーヒー豆の高騰が話題になっており(今もでしょうか)スタバがグローバルな展開を維持するにはこのまま、コーヒーだけに頼ることは将来リスクになると考えて、コーヒー以外の商品化を薦めた。
②コーヒー苦手層を取り込むため、コーヒーに台頭する紅茶業界に進出した。ついには甘いスイーツ系飲料フラペチーノで顧客年齢層や属性を広めた。以前は三世代や家族連れで過ごす雰囲気はありませんでしたよね?
今、スタバ店頭で配られているチラシも「ヨーグルトフラペチーノ」全面押しです。
もうこれってもはやコーヒーショップではないですよね?
感想:スターバックスコーヒーは日本のサード・プレイスを提供すべく、幅広い年齢層のため居心地良い場を演出している。開放的な窓、心地良い音楽、飲み物、暗めのライティング、痛くない椅子←椅子は硬くて嫌ですが、テーブルと椅子の高さは読書や作業がしやすくて長時間過ごせます。
サード・プレイスとは?
サード・プレイス とは、コミュニティにおいて、 自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。 『ザ・グレート・グッド・プレイス』という著書で アメリカの社会学者 レイ・オルデンバーグ は、サード・プレイスが、現代社会において重要であること、その場所に対する特別な思いなどを論じている。
オルデンバーグは、“ファースト・プレイス”をその人の自宅で生活を営む場所、“セカンド・プレイス”は職場、おそらくその人が最も長く時間を過ごす場所。そして、“サード・プレイス”はコミュニティライフの“アンカー”ともなるべきところで、より創造的な交流が生まれる場所。あらゆる社会は既に非公式の出会いの場所を備えていて、意図的に、現在の社会的ニーズに重要なそれらを追及している。 オルデンバーグは、以下のような場所を真のサード・プレイスの特徴を備えているという。
- 無料あるいは安い
- 食事や飲料が提供されている
- アクセスがしやすい、歩いていけるような場所
- 習慣的に集まってくる
- フレンドリーで心地良い
- 古い友人も新しい友人も見つかるようなところ
出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/サード・プレイス
コーポレイトサイトにMissionがあるのですが、やはりブルーボトルコーヒーのようにコーヒーをシンプルに提供するのとは違い、店舗、コミュニティーを大事にしているのがわかります。
出典:OUR STARBUCKS MISSION|スターバックス コーヒー ジャパン